5月山行 滝子山 2022年5月4日 晴れ

メンバー:L田中・中村・西塔・市川・村松(千)・黒川・山崎

八王子6:53の電車に乗って笹子駅で降りた。コロナに対する規制も段々と緩和しつつある天気の良い土曜日のせいか登山者が多かった。 笹一酒造の向かいに笹子餅という昔ながらの小さな店があって、そこで草大福のような餅を買う。寂ショウ尾根のとりつきまでは40分、国道20号線を含めて結構長い。 尾根の取りつきは注意していないと行き過ぎてしまいそうなのでピンクテープを吊るしておいた。近年のGPSのおかげで、登山道には目印になるようなテープが少なくなった様に思う。

そこから徐々に急登になる。喘ぎながら上がり送電線塔の所で一休みすることにしたがYさんが電車に乗る前から調子が悪かったそうで、引き返すと言うことになった。 これから先の長い急登と危険な箇所の通過のことを思うと懸命な判断だったかも知れない。年を取るに連れ、体にどんな異変があるかわからない。そういったトラブルは自分自身の判断しかなく、今回は一人で帰すことになった。いささか不安なところもあったが、体の状態がひどくならない前に無理をせず自己判断をされた勇気に感謝します。 Yさんと別れ、いよいよ連続的な岩場の急登を登る。一息入れたい時に遠くの南アルプスの山々が現れると立ち止まっては眺める。皆それぞれに気持を癒す。心を引き締めて、それを何度も繰り返しやっと尾根に出ると新緑の中に山桜のピンクに染まった山肌を認める。この季節ならでの高揚感があった。

滝小山直前に偽ピークがあるが、がっかりでも気持ちの良い尾根歩きの後、頂上に到着。 堂々とした富士山の反対側はハマイバ丸から大菩薩嶺に続く尾根。もちろん富士山をバックにみんなで写真を撮り30分の昼食をとったのち予定時刻通りに13:00出発。 長い下山コースは新緑の美しさでやや気が緩みがちだ。途中登山道脇に咲いていたギンランに似たユウシュラン、ギンリョウソウ。小さなお花から元気をもらい初狩駅に16:00到着。皆様お疲れ様でした。

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コースタイム

笹子駅8:15→8:54寂ショウ尾根とりつき→送電線鉄塔9:13→12:30滝小山13:00→13:33桧平→15:04林道主点→16:00初狩駅

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