2月山行 北八ヶ岳・高見石~ニュウ 2019年2月16日~17日

メンバー:小島・村松(千)・黒川・中村・須藤・熊沢

今回歩いたルート地図です

2月16日(土)晴れ

ホ-ムの券売機で特急券を買い、自由席車両に乗り込む。大月で降りる人が多く座る事が出来た。 車窓から左手雪で白い鳳凰三山、甲斐駒、鋸岳、右手八ヶ岳(雲が掛かり山頂部が隠れている)の眺めを楽しむ。

茅野駅で降り、バス券売所で往復券を買いバス停で、多くの登山者の列に並んで待つ。山間のカ-ブの続く坂道に揺られ1時間、 奥深い渋の湯旅館前に降り立つ。風が冷たい。早々に支度をし、川を渡り沢沿いの道をしばらく行き、沢を渡り返したところでアイゼンを付ける。 再び沢を渡る所で仲川きら(希良)モデル長身美人が同行するツア-の一行が休んでいて、その前を通る。彼女に以前サインをもらったNさんは親しく挨拶を交わし感激の様子。

岩のごろごろ積み重なる賽の河原(途中地蔵あり)を詰める。沢を見上げると重苦しい雲の下、黒い森の梢は霧氷でキラめいていた。 小屋に着き、荷を置いて高見石に登った。蓼科山、浅間山・・・と信州、上州の山並みが遠く霞み、見下ろす黒い森の中に白駒池が白く見えた。 夕食18:00クリ-ムシチュ-、ごはん、おかわり自由。小屋の中は薪スト-ブのある食堂、天井に古いランプが沢山つりさげてある、 2階に大部屋の寝室、我々は1階の変形八畳程の個室を与えられ、工夫して布団を並べ20:30消灯

2月17日(日)快晴

きりっと寒い、快晴の朝7:00小屋の前で仲川嬢を入れて集合写真を撮る(Nさんのお陰げ)ツア-一行は縞枯山方面に向かう。別れの手を振り我々は白駒池に。 全面凍結、氷の上に薄っすら雪の載った池の上を歩いて渡れる。瀟洒な造りの白駒荘は数年前に焼け再建されたばかりという。

コメツガ、シラビソの原生林の中斜上してコルに出ると 一気に展望が開け、岩が積み重なるニュウの下に出る。ここで、素晴らしい景色に出会えた。雪で真白な天狗岳東西二峰が正面に見え、 谷に射す光線にダイヤモンドダストがキラキラときらめいている。このような光景に皆が運よく出会えたことを喜んでいる。 重い荷を背負って(今回スノ-シュ-は無駄な重しとなる)我慢して歩いた苦労が報われた。

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コースタイム
2/16 八王子(特急あずさ3号)08:01=茅野駅9:50=奥蓼科温泉行きバス10:25=渋の湯11:25~11:55賽の河原地蔵~高見石小屋14:40

2/17 高見石小屋6:50~白駒池7:10~9:10ニュウ9:40~中山峠10:50~11:00黒百合平小屋11:50~唐沢鉱泉分岐12:40~渋の湯13:20~茅野行きバス14:55=15:55茅野駅16:20(特急あずさ)=八王子18:20

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