メンバー:小島・中村・市川・山崎
9月7日(土)晴れ
橋本駅北口に集合、自家用車で出発する。相模湖ICから中央道に入り順調に進む。釈迦堂PAでトイレ休憩後、小淵沢ICで高速を下り八ヶ岳山麓道路を走り美濃戸口に至る。ここから奥美濃戸満車の為、林道は閉鎖されていて先に進めない。ここの駐車場も満車に近く、余裕は2,3台だった。
ザックを担いで歩きだす。野営の荷があるので多少重いせいか、南沢沿いの入山路が今までになくやけに長くきつく感じた。行者小屋幕営地は色とりどりに埋め尽くされ、テント村と化していた。設営後、空身で中山展望台に行く。黄昏ゆく山を背に広場のベンチでゆっくり夕食。メンバ-持参の焼肉をゴチになる。台風が8日夜、関東地方に上陸の予報なので、明日は文三郎道で赤岳往復に予定変更、出来るだけ早立ちする事に決め就寝する。
9月8日(日)晴れ
気温は下がらず、歩き始めてすぐ上着を脱ぐ。阿弥陀岳への分岐でヘッドライトを外す。稜線越しの朝日が阿弥陀の山頂を照らす。快晴だ。きつい階段を昇るに従い視界が開け胸は躍るが足は重い。慎重に岩場を越え、鎖場を過ごし、最後の鉄ばしごを昇り待望の頂上に立つ。
早朝登山者で混み合う八ヶ岳最高峰の展望を楽しむ。富士、南ア、中部山岳の山並み。8月中に登った白馬三山、中央アルプス駒ケ岳も一望だ。名残惜しいが長居は無用。下山にかかろうとした時、左横腹から背中が何故か痛みだす。明け方予兆はあったが治まっていたのだ。とうとう文三郎の階段道半ばで座り込んでしまった。一人なら行き倒れか、仲間に荷を預け何とか行者小屋まで下り、鎮痛剤を2錠飲んで横になって回復を待った。その間にテント撤収、荷づくりを三人でしてもらった。薬が効き痛みが引いた間に美濃戸の赤岳山荘まで空身で歩き着く。この間Nさんは二人分のザックを背負い車を取りに先行し、三人が待つ中、赤岳山荘に戻ってきたのだ。強い体力と気持ちを併せ持つ人で本当に助けられた。
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コースタイム
9/7 橋本駅北口7:10→相模湖IC→中央高速道小淵沢IC→美濃戸口駐車場9:20~10:00→美濃戸山荘11:10 →行者小屋 14:10 幕営後 中山展望台往復
9/8 起床3:30~5:10→文三郎尾根→赤岳7:10~7:30→文三郎尾根→行者小屋9:30~11:00(昼食・撤収)→美濃戸13:30~14:00→小淵沢IC→中央道相模湖IC→相模原17:30
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