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道志山塊 赤鞍ヶ岳 2016年9月3日
メンバー:小島・野澤・大石・黒川・中村・須藤・西塔
午後より雨予報の中、八王子駅中央線ホ−ムに集合、大月行きに乗る。藤野駅で下車、予約タクシ−2台に分乗し、厳道峠に向かう。山間を抜け道志道に出て両国橋を過ぎ、久保小学校で右に細いコンクリ-ト道に入る。カーブの連続する急こう配の道を登りつめ、駐車スペ−スのある峠に着いた。(藤野から40分)登山道に取り付くと急な登りが続く。蒸し暑い樹林帯の中我慢して登りつめていくと、アンテナのあるところを過ぎる。アブや小バエがうるさく付き纏ってくる為、休みたいが腰を下ろせる処もない。赤鞍ケ岳まで上り下りをくり返す、展望のない樹林帯の道が続く。霧の中、青いブナの幹や、草木の緑がみずみずしく単調な歩きを慰めてくれた。雨量計のある山頂(ハイキング地図では、ここが赤鞍ケ岳)を過ぎて、岩場の上(ウバガ岩)に出ると初めて展望が得られる。雲間に道志の里や丹沢山塊が見えたが、富士山は望めず残念である。小腹が空いたので休憩をとる。と誰かの悲鳴が上がり、大きな山蛭発見となり大騒ぎとなる。退治後早々に腰を上げてゆく手を見ると、目指す山は二山も超えた先に見える。一同溜息をついて又歩き出す。 1299mの山頂には標識が有り赤鞍ケ岳とはっきり表示されている。ハイキング地図では朝日山 (赤鞍ケ岳)と記されていて戸惑うところだ。頂上は円く展望は無いが時間は12時を回り昼食タイムを取る。木の間から幾らか青空ものぞきしばらく雨の心配はなさそうで安心する。まとわりつく虫も居なくなったようだ。下山先の無生野へは北面の急な斜面を北北東にむけて下っていく。昭文社のハイキング地図では下りきって登り返したところがサンショ平、左右に道が延び左(西方向)、雛鶴峠。右(東方向)たんのいり山への道で、目指す無生野へは、まっすぐ北へくだる点線ル-トをたどるのだが、藪が濃くそれらしき形跡が全くない。そこで右、たんのいり山へと向かうル-トをとる。 1117mの たんのいり山までそれらしき分岐もなく達し、無生野をあきらめ、40分余計に歩くこととなる三日月峠経由、浜沢へと計画を変更する。目の前に秋山二十六夜山を眺める処で小休止、 スマホのナビゲ−ション、地形図とハイキング地図、コンパスでもう一度ル-ト確認をする。地形図とナビ上には三日月峠に向かうル-ト表示は無い。昭文社地図のルートと目の前の道は北の方角で一致。昭文社ル−トを信じて進む事にする。しばらくはコンパスで方向を確認しつつ歩く。間違いのない事が分ると、後はル-トを外さないよう気をつけて進んだ。陰気な杉林の中に三日月峠の道標があり、一息つく。きわどいへっつりを何か所も通過。巻き終わり尾根道に出ると次は、まったく急な下りを一時間以上かけてようやく県道の走る、登山口に着いた。ほどなくタクシ−が到着、上の原へ向かう車中、無事の下山と、道志は晩秋か冬に来るところと心中つくづく思った。
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コースタイム
八王子駅07:04=藤野駅7:25=8:15厳道峠8:25〜12:15赤鞍ケ岳12:50〜棚の入山13:30〜14:40三日月峠14:45〜
巻き道分岐15:00 〜浜沢(県道35号線)16:20=上野原駅=八王子
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