三つ峠山 2013年12月28日


今年最後のトレーニングとして三つ峠山に行って来ました。 三つ峠駅を降り三つ峠山を見上げると屏風岩の隣にうっすら雪化粧をし、冠のような電波塔を頂いた開運山と御巣 鷹山がそびえ立っていた。三つ峠は開運山と御巣鷹山と木無山を合わせて三つ峠山と言うそうだ。達磨石からがだ んだんと厳しい登りになる。積雪10センチ、八十八大師で手を合わせても傾斜のきつさに足が進まない。屏風岩で はクライミングしている人はいなかったが、有名な練習場とあってボルトが多数打ち込まれていた。想像するとゾ クゾクする。そんなことを思って歩いていると先ほどから気になっていた後ろから近づく声の主たちが府戸尾根を 下ると言って、あっという間に私を追い越して行った。アイゼンはなくても問題ない雪道だったが歩きづらかった。 四季楽園の前まで来て漸くほっとする。頂上は風が冷たく昼食にしようと思ったが、腰を下ろしてのんびりするよ うな状況でなく御巣鷹山に行くような人もいなかった。すぐそこに見えている山なので途中まで行ってみようと下 り始めた。しかし膝下までの雪に難儀し、風の来ない所でパンとコーヒーを飲んで諦め引き返す。開運山に戻ると ツアーの2団体、総勢25名ほど所狭しと陣取っていて、圧倒されて景色を堪能するのを忘れてしまった。御坂峠の トンネルのところから出発し、帰りは温泉とほうとうなべを食べて帰るそうだ。木無山から府戸尾根を一人ルンル ン気分で下るとそこからはそれほどのトレースがなく、吹き溜まりのところは膝近くまであり、それも大またの足 跡をたどって行くと、疲れてだんだん歩幅が合わなくなって、しまいにはラッセルすることになってしまった。天 上山までたどり着くと下のロープウエイから上がってきたアベックが神様の前で手を合わせていた。15時05分、ひ ょっとしたら4時のホリデー快速に間に合うかもしれないと思いさらに急いで下山。ところがそこからのアジサイ ハイキングコースの遊歩道は踏み固められた雪で滑り易く、緊張の10分間の後河口湖駅に到着した。

コースタイム
三つ峠駅8:05〜10:55八十八大師〜11:45四季楽園〜12:00開運山12:30〜12:50木無山〜15:10カチカチ山 ロープウエイ


三つ峠山 左から屏風岩 開運山 御巣鷹山


ここから車道から分かれて遊歩道に沿って歩く


股のぞき、松の木の股から富士山が見える


八十八大師


ボルトがいっぱい打ち込まれていました。屏風岩


四季楽園の前庭と御坂山、黒岳・節刀ヶ岳・十二ヶ岳・毛無山


黒岳〜十二ヶ岳に向かう縦走路


木無山の手前の展望地


河口湖、向こうに節刀ヶ岳・十二ヶ岳・毛無山が見えます

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