11月山行  2023年11月18日茅ヶ岳

メンバー:L田中・村松光芳・中地・中村・小島・山崎・市川・黒川・須藤

11月18日:晴れ

今回の茅が岳山行は電車組と車組に分かれての深田公園集合になったが、定刻通り9:10に登山口に到着。9:20登山開始。昔と違って、歩く速さに、バラツキが出てしまっているので、自然と足の速い人との間隔が大きく開いたグループになり、私とSさん、Kさん3人は最後の隊となりゆっくりと登ることにした。 途中、女岩のある所はロープが張られ、立ち入りできないようになっていた。以前は水場があり休憩にはもってこいの場所だったに違いない。 名前の言われはわからない。そのあたりを過ぎた所で、Mさんは引き返して下山することになっていたので、予定通り残りの8名が頂上を目指すことになる。

登山道はそのあたりから、急登になり紅葉はすっかり終わって、落ち葉だらけの道をカサカサと音を立て踏みしめるのは心地よい。しかしうっかりすると、落ち葉に隠されている石に足元をすくわれて、危ない目に会いそうだった。 小さな墓石のような深田久弥の終焉の地に着くと、遠くに白く薄化粧した金峰山が見え、方角を右に移すと、太刀岡山や、黒富士、曲岳の山塊が見られた。 ここまで来ると、青空も近くなり頂上まであと一息だと感じられる。けれども、大きな岩の連続で、老体には厳しかった。

頂上に12時12分到着、すでに、足早組は到着してランチを済ませて待っていた。頂上からの展望はというと、空は青いが雲が山々の頭にかかり富士山、八ヶ岳や南アルプスの美しい山容は完全ではなかった。が金峰山だけがよく見えた。 天気予報の強風注意報は、免れたものの寒さで、震えている仲間をさらに待たせ、弁当を広げ急いで食べ、下山となる。

下山コースは尾根を千本さくら方面に下り途中で左に分岐する。 尾根コースと言っても、展望は、木の陰で見えなかったが明るい下山道なので、気持ちが良い。15:00下山口に到着。14:10のバスまで時間があるので深田公園の碑に刻まれた、「百の頂に百の喜びあり」を見に行った。 さらにまだ時間があり退屈にしていると、今度は雪が吹雪のように舞い始め、バスはなかなか来ないし、下山者はとっくに引き上げてしまったので、寂しい気分で、体操や、盆踊りなどを初めて体を温めた。「ツキガーデタデター ツキガーデター ア ヨイヨイ」寒~。 最終的に、韮崎駅で解散。皆さんお疲れ様でした。 田中 記

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コースタイム

深田公園9:17→女岩10:42→分岐11:32→11:49→茅が岳12:12~13:00→深田公園下山口14:53               

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