7月山行 南アルプス 甲斐駒ヶ岳・仙丈岳 2014年9月26日〜28日

メンバー:黒川・村松・野澤・大石・小島・田中・中村・谷井・鷲田・西塔

9月26日(金)晴れ
芦安からバスを乗り継いで予定通り北沢峠に1時前に到着。テント場までは徒歩10分程で到着。長衛小屋にテント場代を払いに行っている間に、テント2幕があっという間に出来上がっていた。 ジャンボに男性4名とアミダで決まった女性2名が、スモールに女性4名というテント割に落ち着く。夕食はチーズフォンデュ。風が出てきたのでジャンボの中での夕食となった。ワインで乾杯。 このメニュー初めての試みであったが出来栄えは上々。完食。6時40分過ぎ就寝。夜空のキャンパスはたくさんの星で輝いていた。
9月27日(土)快晴
4時起床。夜は寒くはなかった。お湯を沸かしアルファ米の朝食準備等を終えると、出発時間は5時半だった。歩き始めは寒くない。仙水峠で朝食を摂る。オベリスクがよく見える。 摩利支天も朝日で更に白く輝いて木々の紅葉も映える。駒津峰までは細い急登のハイマツの道となる。高度を上げ、振り向くと北岳や間ノ岳、仙丈ヶ岳が真っ青な空をバックに見えてくる。 休憩を取りながら駒津峰に8:20分到着。ここから先は一部荷をデポした。六万石を過ぎると右側の花崗岩の砂礫道を進む。遮るものがなく強い陽ざしを感じながら辛抱強く歩くと登頂。 岩場ルートを下山。上がってくる人とのすれ違いで渋滞のため、途中二手に分かれて歩いた。最後の登りを上がりきると駒津峰に戻り昼食とする。正面には鳳凰三山の後ろあたりに富士山が右側に北岳、 間ノ岳。その先に続く仙塩尾根も確認できる。陽ざしはタイツの上から刺すように強い。下山ルートは双児山までアップダウンの道を我慢強く進むと樹林帯に入った。その先は下りとなり、 だんだん道が緩やかになり歩きやすくなった。テント場に2時間弱で到着した。すぐビールで乾杯となった。あっという間に飲み干した。夕食はカレーライス。今日も完食。翌朝の食事の支度も完了。 7時半すぎ就寝。さあ、明日は仙丈が岳だ。

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9月28日(日)快晴
3時30分過ぎ起床。ヘッドランプを付けての仕度。残夜の空には星が輝いている。4時15分過ぎ出発。1時間も歩くと山の端が明るくなってきた。一本入れ、朝食に。 2合目、3合目、4合目と高度を上げ、目立たない標識を通過する。大滝の頭五合目で一本。森林限界を過ぎハイマツの道に上がってくると青空とナナカマドの赤が ぱっと目に飛び込んでくる。もう少し頑張れる気がしてくる。さらに砂礫の道を登り続け、右手に黄色く紅葉した山肌に茶色の屋根の馬の背ヒュッテが見えてくる。 小仙丈が岳で一本入れ、紅葉を楽しもう。さらに進み仙丈小屋分岐までこぎつける。頂上が見えているがまだ少しありそうだ。最後の一本を取る。 北岳や仙塩尾根も手に取るように見える。休憩後の歩き出しは足が重く辛い。こらえて歩くと登頂!御嶽山の噴煙も確認できるほどの快晴だ。 下山は北側ルートを駒ヶ岳や八ヶ岳を眺めながら、途中仙丈小屋できれいな水洗トイレに立ち寄る。これから登頂しようと上がってくる人とすれ違う。 馬の背ヒュッテを通過、大平山荘と大滝の分岐で一休み、後ろから若者のグループがどんどん追い越してくる。我々と同じようにバスの時間を気に留めながら歩いているのだろう。 やっと2合目分岐まで来た。5分だけ休んだ。テント場には12時5から10分に到着した。テント撤収と荷づくりをして、ゆったりと北沢峠バス乗り場まで行くことができた。 乗り継ぎもスムーズで予定通り芦安に到着。こぢんまりとした三溪園で風呂に入り皆さっぱりとした。境SAで腹ごしらえ、大月から相模湖ICまで渋滞に巻き込まれた。 日曜日と良い天気なので仕方がないとしよう。運転手さん最後までお疲れ様でした。

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コースタイム
9月26日
橋本駅=芦安11:10=12:10広河原12:30=北沢峠12:55
9月27日
北沢峠5:30〜仙水小屋通過6:00〜6:30仙水峠6:50〜駒津峰8:20〜六万石9:10〜砂道巻道を進む〜10:20甲斐駒ケ岳10:50〜12:10駒津峰12:45〜岩場ルートを下る(途中休憩)〜14:50北沢峠
9月28日
北沢峠4:15〜2合目手前5:20〜大滝の頭5合目6:15〜小仙丈が岳7:35〜仙丈小屋分岐8:20〜8:55仙丈が岳9:15〜仙丈小屋9:35〜馬の背ヒュッテ 藪沢・大平山荘分岐10:30〜大滝の頭五合目通過11:00〜二合目分岐11:40〜12:10北沢峠=市営バス13:30=広河原14:10=15:10芦安16:20=橋本着20:30


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